本文に戻る

足摺岬灯台
 四国南端の地、足摺岬に白亜の八角形の第四等灯台が建設され、点灯したのは大正3年4月1日でした。
 その後、戦争による被害は免れたものの老朽著しく、昭和35年、当時としては、画期的なデザインの「ロケット形」灯台に改築され、灯器も同時に強力なものに変更されて今日に至っています。
 この灯台は、大型沿岸標識として、併置去れている電波の灯台レーマーク・ビーコンとともに太平洋を航行する船舶にとって重要な航行援助施設として機能しています。
施設の概要
位   置北緯32度43分14秒
東経133度1分22秒
塗色及び構造白色 塔形 コンクリート造
等級及び灯質LB型回転灯器 群閃白光
18秒を隔て12秒間に3閃光
光   度200万カンデラ
光達距離20.5海里(約38キロメートル)
高   さ地上〜頂部 18.1メートル
水面〜灯火 60.6メートル
管理事務所第五管区海上保安本部
 土佐清水航路標識事務所
 この灯台が、点灯以来数多くの船人の命と貴重な財貨を人知れず救ってきたであろうことを思うとき、これからも夜毎美しい光を沖行く船に投げ掛け続けるよう祈念するものであります。
社団法人 燈 光 会
 
以上、灯台前の周知板記載内容