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《 網走刑務所(博物館) 》
入場料 大人1050円、小人470円  観光客に人気の博物館・網走監獄の建物群も、雪をかぶってさらに凄(すご)みを増していた。あの網走刑務所の建物が20余棟も広大な敷地の中に移築、復元された日本唯一の刑務所の総合博物館だ。
 最大の見ものは、「放射状五翼平屋舎房」。長さ72メートルもの五棟の舎房が手の平を広げた形をとり、中央の見張り所から一望できるという恐ろしい構造だ。雑居房、独居房合わせて226室。1200人を収容し、明治以来14年前まで使用されていたという。
 「アメリカのアルカトラズにオーストラリアのポート・アーサー(タスマニア島)と並んで、世界3大刑務所のひとつだと思いますよ」。学芸員・今野久代さん(32)の説明も、さすがにスケールが大きい。

其の他、『博物館』関係写真はhttp://ha2.seikyou.ne.jp/home/ariyan/abashiri.htmにてご覧になれます。

《 網走刑務所(実物) 》
http://www.asahi-net.or.jp/~ir7t-situ/world360/hokkaido/keimusyo/index.htmlより、入場料 無料(犯罪者)
 網走といえば刑務所、刑務所といえば網走。刑務所の代名詞的な存在である。しかしこれは映画やドラマのセットなどではない。当然だが本物の刑務所である。
 はるばる網走まで来たからにはやっぱり網走刑務所でしょ、と軽い気分で訪れたのであるが間違いであった。直にその周囲のシリアスな雰囲気に接し、お遊び気分の観光気分で訪れるべきではなかったと痛感したものである。思わず姿勢を正さずにはおれない張りつめた空気が満ちている。
 などと言いつつ、こんな風にホームページのネタにしているわけで全く反省の色がないわけですが、まあ実際にこの目で見られてよかったなと思います。大変勉強になりました。
(と、これは私が朝8時前に訪れた印象。ほかのWebサイトを見ると、昼間は観光客が正門前で記念写真を撮るなどして意外に明るい雰囲気だそうである。いやはやなんとも)