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《 オ オ ハ ク チ ョ ウ 》 大鵠、大白鳥、whooper swan 学名:Cygnus cygnus
 鳥綱カモ目カモ科の鳥。全長約1.55メートルにも達する大型種で、旧大陸北部に広く繁殖して温帯部で越冬する。日本の渡来地では北海道の風蓮湖、尾岱沼(おだいとう)、青森県の小湊、大湊、新潟県の瓢湖などが著名。茨城県霞ヶ浦にも現れる。
 小湊は特別天然記念物、瓢湖は国の天然記念物となっているが、後者は少数から人口給餌によって増え、人間に慣れたハクチョウの観察地として知られる。
 SONY 『日本大百科全書』 より