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 岬に近い道路から岬に向って真南側を眺めた所で、駐車場と数軒の土産屋兼食堂がある。26年前に訪れた時には、荒れた草原に小さな店が一軒あっただけと記憶していて、確かに何も無い襟裳そのものだった。
 塔の右に小さく灯台が見えるが、塔の左の地下部分が「風の館」になっている。此処では襟裳の風が奏でる光と音楽のパフォーマンス、巨大なブロアーによる風速25メートルの世界が味わえる他、荒天の日でも静かに雄大な襟裳岬をガラス越しにゆっくり楽しむことができる。