マル秘インド・スナップへ
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《全体規模》
サルボニサイトの規模は、およそ東西に2キロ、南北に1キロの180ヘクタールとなっていて、此所に職員2000名の工場、それに其の家族や関連施設の住民を含めて1万人以上のタウンが出来る予定だった。しかしメイン・プレスが稼動し開所式が行われた2000年2月現在で職員は約650名、タウンとしても1/3程度しか機能していない。
・この地図で左側やや下の部分のX型に交差する道路状の物が見えるが、此所は第二次世界大戦当時のインド軍が使っていた滑走路であった。新しい紙幣印刷工場が建設されるに当たり、カルカッタから120キロも離れた場所が選ばれた最大理由は、遊休国有地の活用であったと思われる。
・中央の写真はサイトの南東側、カルカッタ方面からのゲートを入ったメインストリートで、ゲストハウスの直ぐ北側のロータリーから給水搭方面を写した。
・右側の写真は敷地西端の工業用水搭からゲストハウス側を見た写真。左手前がメインプレスのゲートとなっている。ほぼ中央右側の大きな建物はアドミニハウスで工場長と総務部が入っている。その向う側右が小学校、給水搭の手前に病院が見える。アドミニハウスの左向う側、カマボコ屋根の施設は飲用地下水のポンプ室である。
《建設》
タウン建設は工場の第1期「ミニプレス」、第2期「メインプレス」と合せて行われ、第1期としてはゲートからミニプレス迄の間に住宅、ゲストハウス、CISF宿舎などが建てられ、第2期として工場の東側旧滑走路一帯に多くの住宅と諸施設が作られた。
・第2期部分の住宅建設は契約により本体工事迄全て終わったが、入居する人が少ない為にレンガ積み後、モルタルで固め、塗装なしの状態である。所々に不法居住者も居たりして、ゴーストタウンのイメージさえある。
・少しずつではあるが将来へ向けての環状道路の工事も進み、街灯も次第に奥まで照らされようとしている。電線の為の側溝はなく、キャプタイヤコードが其のままで埋められる。
・工場建設では多くのパイプ材によって足場が組まれたが、住宅建設は全て下からレンガを積み上げていくもので、二階の床工事は100本単位の竹や垂木で下から支えて行う。
・高さ20メートル以上はあると思われる給水搭の工事で、コンクリート流し込みの枠は下から鉄パイプを組んで行われた。写真の状態は外装ペンキの為の足場であり、竹を組んで迫り上げている。
・住宅と平行して諸施設も作られたが、予定の人口より少ないせいか、未完成施設が多い。
《施設》
・1998年6月23日、メインプレスへの搬入が始まって間も無く、それまで20キロほど離れたミドナプル市までスクール・バスで通っていた20名ほどの為に小学校が開校された。挨拶に立っているのは、この4月に就任したばかりのサブクール社長である。
・1999年2月23日、プラント・ホスピタルの開所式が行われ、やはりサブクール社長によりテープカットがされた。
・他の施設も順次イノギュレーション(開所式)が行われた。
・左端の写真は郵便局で、メインプレス正面ゲートから程近く、第2期住宅地域の真中に位置するが、前記の通り周囲の住宅は全く入居されていないから、結局今は町外れで営業している状態となっている。
・2番目の写真はDタイプ住宅の一つに入っている電話交換所。サイト内の電話は本数も増えて便利となったが、国際電話が使えるのは依然として3本の侭で続いている。
・中央の写真は職員の独身寮。
・その右の写真が第2期部分のショッピングセンターで50軒以上の店舗スペースが準備されているが、周囲に全く住人が居なくて開店出来ない。結局十数軒規模の第1期部分のショッピングセンターが賑わっていて、サルボニ駅との連絡バスも其処から出ている。
・右端は野外劇場で、扇形でスロープとなった芝生席がある立派なものである。裏(正面)側は屋内劇場となっている。未だ完成していない。インド人は何かにつけて唄い、踊り、賑やかに過ごすから、此所は娯楽の中心となるに違いない。
《ゲストハウスなど》
・左端写真はゲイトハウス全景。右側1階と2階はVIPルームとなっていて、社長クラスが見えた時にお泊りになる。左側が外人向けシングル・ルームで16室ある。バスタブと洋式トイレ付きが特徴となっている。
・次の写真は屋上から前庭を見た所。催し物がある時には噴水が使われる。スクールバスの向うに見える建物はGM(工場長)の宿舎
・次は中庭の写真。左側玄関から渡り廊下で外人向けゾーンへ行ける。撮影位置から右側へ行くと現地人向けシングル・ルーム10室になっている。バスタブは無くてシャワーのみである。またトイレは日本式に似たインド方式である。
・次の2枚の写真は、GMハウスで、入り口からと奥から見た所。ゲストハウスでは何度かパーティを開いてMG他の上層部を招待したが、GMは一度も招いて呉れなかった。従ってGMハウス内部の様子は誰も判らない。
・ゲストハウス、GMハウス、そしてメインプレスの正面入り口などは何時も花一杯に整備されているが、サイト内に花や苗を育てる場所があって、常時専門家が世話をしている。
・職員宿舎はAタイプから部長クラスが入れるEタイプ(3ベット・ルームで16棟)まである。