マル秘インド・スナップへ

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メインプレス

《工場全景》
 

・最初の写真は工業用水搭の上から見た全景で、工場の南西側に当る。
・次の写真は少し正面に近く、照明用タワーから撮影したもの。手前の建物が現在の社員食堂で、その入り口に近い所に我々の事務所があった。工場はゲートから少し下がった所にあり、ロータリーを回って正面玄関、そしてエントランスホールとなる。
・3番目の写真は工場の南東側、CISFの望楼から見たもの。右端は大きな白紙自動倉庫の一部で、その左側はインキなどの材料倉庫となっている。


《工場外周》
 

・工場の敷地はもともと少し傾斜していた所を平らに整地した為、南西側切り通し部分からは乾季に入っても常に地下水が染み出ている。それがロータリーを伝って玄関横の排水溝に流れている。
・正面ゲートから入った部分は植木や花が整備されているが、セキュリティ上により物陰となる太い木や植え込みは作らない方針とのこと。
・工場の北東側はミニプレスがあった場所で、サルボニ駅から工場専用の引き込み線が引かれている。少し中に入るとメインプレスの白紙自動倉庫部分、その隣が製品出荷部分となっている。
・引き込み線は工場北西部分まで通っている。写真右側はポンプハウスの裏にあたる。


《工場の警備》

・工場敷地の南東側に工場とタウンの警備と消防を担当するCISF詰所がある。100名を超えるメンバーが3交代で正面ゲート前など自動小銃で警備している。
・稼働日には工場内を私服で警邏しているとか。休日には絶えず周囲の警邏があり、裏側の引込み線プラットホーム上にも常時警備兵が立つ。
・更に夜間には正面ゲート の他に工場敷地四隅の望楼にも複数の武装した警備兵が立ち厳重を極める


《付属する施設》

・工場長と総務部の事務所があるアドミニハウスは正面ゲートを出た所にあり、外来者に便宜が図られている。
・ミニプレス時代のアドミニハウスは現在トレーニングセンターとなっていて、常時レクチャーと実習のカリキュラムが組まれている。
・ミニプレス時代のトレーニングセンターは現在社員食堂として使われている。写真右側の部屋を我々の事務所として使っていた。
・工場への受電は北のチャンドラコナ方面からと南のミドナプル方面からの二方向から別々に得ているが、当初の片肺時代は停電が絶えなかった。停電時は発電所設備によって常用稼動が出来る。またタウンの街路灯など非常電源としても使われている
・ミニプレス手前にMRS(メンテナンス・ステーション)があって、断裁刃用の研削盤、旋盤、フライス盤、ボール盤など一通りの公作機械が揃っている。全てドイツ製である。


《コアマシン》

・広い正面玄関を入るとエントランスホールとなっていて、直ぐ右がローセキュリティ・エリアの入り口となっている。エントランスホールは広い中庭を囲うようになっていて、二階に上がると広い工場事務所、そして其処から見学通路(ギャラリー)に行ける。
・ローセキュリティ側のギャラリーで最初の部屋はナンバリング印刷機室。8台が稼動している。
・次の印刷室は凹版印刷機の部屋で5台で20ルピー以上の高額紙幣の凹版部分を刷っている。
・ローセキュリティ側の一番奥はオフセット印刷機の部屋で、8台で全紙幣の文様部分などを刷る。
・ギャラリーを一旦戻り、ハイセキュリティ側に入ると、検査室、シングルノートナンバー印刷機室と続いて、奥が仕上機室となっている。
 ローセキュリティ・エリアとは、製作中の紙幣が存在する部分で、ハイセキュリティ・エリアとは完成した紙幣が存在する部分を言う。ハイセキュリティ部分にある大判(40枚又は50枚の紙幣)を鋏で切ると小切れ紙幣で通用する。


《付属機械》

・ローセキュリティ側入り口でボティチェックを受けて入ると250メートルの南通路が延々と続くが、通路の左側はギャラリーから見えた印刷室となっている。
・南通路の右側は手前から>製版関連の部屋、ローラ製作室、廃インキ処理(WST)室となっている。
・屋上にはエアコンユニットと送風・送水のパイプが並ぶ。
・発電機室(DGSTATION)内には3基の大型発電機が常時待機の状態である。
・ポンプハウスは別棟となっていて大型機が並ぶ